役割。

実は、去年から私は「課長」という役職を任命された。

なぜこのタイミングでお伝えすることにしたかというと、今ようやく自分の役割を見つけることができつつあるから。

1年ちょっと前、人事発表があったときの自分の気持ちを今でもはっきりと覚えている。

嬉しさ1、疑問、不安、否定的な気持ち4、プレッシャー5。

会社に評価してもらったという嬉しさ1割。

(日々全力投球の私に)これ以上負荷を掛けないで欲しい。責任を私に押しつけないで欲しい。そもそも私には管理職は向いていない。そんな疑問、不安、否定的な気持ち4割。

管理職って何をしたらよいの?何かあったら私が責任を取るのか…。事務職の全体を私が把握しなければ…などプレッシャー5割。

つまり私は、この人事発表を素直に喜べずにいたのだ。

案の定、考えは行動となって現れていた。

当時、管理職として、誰よりも会社のことを、事務のことを、パソコンのことを理解したかった(と思い込んでいた)ため、何でも知りたかったし、知らないことがあると内心イライラしていた。

自分のミスでないことを怒られることに、「気にしないでいいよ~♪」と言いながら内心イライラしていた。

私は器用な人間ではないので、嬉しいときは笑顔になるし、悲しいとは下を向くような分かりやすい性格だ。

だから、どんなに表面上では繕っていても、言葉になったり態度に出ていたんだろうなと思う。

そんな肩の力が入りまくりの新しいスタートは切った私を変えてくれたのは、やっぱり周囲の支えだった。

今では、絶対に私より求人について詳しい池端は、今でも私に「ねぇねぇ相談に乗って欲しいんだけど…」と言ってくれる。表情を見ている限り、本気で頼ってきてくれている。

藤木は私がミスをすることを1度も攻めたことはない。それよりも「ミスをしないためにどうしたら良いか考えよう」「私が一人で背負い込むからやり方から見直そう」と言ってくれる。

役職を与えられたからには会社の一躍を担うはずが、支えられていることで成り立っていることに気づいたのだ。

そしてもう1つ気付いた。オールマイティーになる必要はないということ。

私は追求(理想を追求すること、利潤を追求すること、幸福を追求すること)と追究(原因を明らかにしようとすること)する欲求が人一倍強い。

そんな私の研究結果を求めてくれている仲間がいるのであれば、追求と自分の考えや意見をもっと磨いていきたいと思っている。

それが私が与えられた役職(役割)の意味であり、自分らしさだと思えるようになった。

 

役職、雇用形態、性別、年齢等、世間は様々な「型(枠)」であふれている。

それらのほとんどは、メディアや周囲の「何となく」だったり「イメージ」で作られているだけなのに、その言葉(カテゴリー)が持つ影響力は強い。

今回私は、気付かないうちに自分自身が作り上げた「課長」という役職のイメージに自分自身を当てはめようとしていたことが、小さな失敗であり大きな気付きだった。

これからも自分自身で凝り固まったイメージで自分を縛るのではなく、もっと自分自身の理想を目指していきたい。

と、お盆明けにこの1年ちょっとを振り返ってみた。のでした。

お盆明け、残りの令和元年を自分を鼓舞するためのコラムでした。

お休みなさい。

石井